英国靴の内外価格差

私の場合、靴は英国靴が占めていますが

最近の国内の英国靴の価格の高さは

目に余るものがあります。


私が愛用しているチャーチは

最近の円高の傾向から値下がりしましたが

それでも依然として9万前後です。

そんなチャーチの英国での価格は

400ポンド前後。

英国本国で購入できれば

タックス10パーセント程が

引かれるので360ポンドくらいで手に入ります。

つまり現在の為替レート

(クレジット会社の手数料込で140円)

を考えれば主要なモデルのほとんどは

日本円では5万ほどとなるわけです。



英国のオックスフォード近くにある

ビスタ―ビレッジという

アウトレットショップまで行けば

200ポンドほどで手に入ります。

私の所有するフランクリンというモデルの靴は

タックスリファンド有りで150ポンドほど、

当時のレートで2.5万という驚異の価格でした。


britishlover.hatenablog.com

フランクリンはブログ開設時に紹介しました。

もはや日本で購入するメリットなんて

私にはありません。


当然、英国にまで行けるだけの

時間的余裕がないと難しいわけですが

それでも日本国内でのチャーチの価格は

ちょっと高いです。

個人輸入で手に入れる場合、

大体過去の事例を見ていると

5万~6万ほどかかるらしいです。

つまり日本の代理店はマージンとして3~4万ほど取っていることになります。

個人輸入の場合、

試着できないディメリットもあるので

この価格差をどう考えるかですね。



そして、さらに価格差がひどいのが

エドグリとジョンロブでしょう。

エドグリはこの円高原油価格の暴落の情勢

の中値上げに踏み切りました。

18万以上はもはや

靴の値段ではなくなっています。


ジョンロブも全く値下げする兆しがありませんね。

ジョンロブの場合、英国靴の割には

トゥが尖ってるので、そもそも購入対象外ですが。


エドワードグリーンでは毎年、

ストラスブルゴ、伊勢丹で本国からスタッフを

呼んでオーダー会を開催していますが、

毎回盛況のようです。

やはりこれだけ高くても買う人

がいるんでしょうね。


このまま行くと10年後にはエドワードグリーン

チェルシーが30万なんてことに

なるんでしょうか。


またイギリスに行く時に

ファクトリーで購入したいです。

ビジネスを意識した着こなし

皆さん、仕事をする上でどのような服装を

心掛けてますか?


以前にこのブログでも話したように

服装には正解なんてないように思えます。

着ている本人が楽しめているなら

基本的には問題ないと思うわけです。

ファッションは自己満ですから。


ですが、

たとえ本人が満足していて、問題ないと

思っていたとしても、ほかの人に不快感を

与えるような服装であってはなりません。


今のご時世なら夏場になればクールビズ

ノータイのこともありますから

別にネクタイを絞めなかったり、

靴をみがいてなかったりしても

不快感を人に与えることはありません。


しかし、

私は目上の人と会うときは、

あまり主張しない服装で会うようにしています。

高価すぎるものは着ないで、

それでいて清潔感のある服装ですね。


我ながらこれまで5年以上の間、

好きな服を買ってきて。

シャツ、鞄、スーツ、ジャケットなど

かなり数が増えてきました。

やはりここまで買うと中には

一張羅といえるものもいくつかあります。

後日紹介するフィンテックスのスーツも

その一つですね。

ファッションは楽しむものだと考えてるので

仕事のモチベーションをあげてくれるツール

としてしっかりと着ていくつもりですが

上司に会うときは控えめにするようにしています。


自分の上司より明らかに高そうな服を着てると

嫌味になってしまいそう。

あまり気にする必要もないのかなとは

思いますが、人がどう考えてるかなんて

自分には分かりませんからね。

ハケット×フォックスのスプリングコート

買うつもり無かったのにまたやってしまった。

今日はハケットロンドン銀座に

先日オーダーしたスーツを取りに行きました。


それが何故かスプリングコートを買うことに。

事の発端は2週間ほど前。

ハケットから私好みのアウターが

限定で入ってくることを聞いていました。

ホームページやハガキで情報は聞いていて

実物を試着もして欲しいなぁとは思ってました。

試着したのが一週間前。

ですが、スーツのオーダーの支払いもあり、

金銭的に厳しいと判断。

今回は見送ろうと決断。


それがまさかの購入です。

それがこちら。

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衣装部屋にて撮影。

なんかごちゃごちゃしていてすいません。

靴はチャーチのスェードです。


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この色合いがたまりません。

色はロイヤルブルー。


「グレンフェルで同じ色のダッフルコートが

あるやん。」


ご指摘はご最も。


「1年で何回着るだろうか?」


私の仕事柄、4月から7月と9月から1月は

完全ビジネススタイル。

これを着ることを想定した場合、

カジュアルスタイルで着ることになる。

そうなると着る時期はかなり限定される

わけです。

私が購入を見送る決断をしたのは

このような理由からでした。


しかし、そんな私の考えを吹っ飛ばすほどの

魅力がこのコートにはありました。


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ハケットロンドンとフォックスアンブレラの

ダブルネーム。英国製です。

いや、これに関しては

下調べ時から知ってましたよ。

そして生地がバブアーのミラーレイン社の

ものを採用していることも。


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バブアーはオイルドジャケットですが、

こちらは普通のコットンです。


購入に至った最大の理由は

パッカブル、つまり畳んでスーツケースなどの

中に収納できること。




私の場合、夏にイギリスに行くこともあるので

スーツケースに入れて旅行先に気軽に持っていける

アウターは貴重です。




ハケットとフォックスのダブルネーム。

英国製、色合い。

かなり私好みで、断腸の思いで諦めたつもり

でしたが、もうどうでも良くなってしまいました。


かなり無理して購入したので、

もう暫くは何も購入出来ません。

ですが、後悔はしてません。

お金は後で帳尻合わせるとして、

これからまた仕事を頑張ります。


今日受け取ったスーツの仕上がりは

また後日。

こちらも大満足の仕上がりでした。

バブアー?

今回はバブアーの紹介です。

と言ってもありがちでベーシックなバブアー

ではありません。

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こちらはハケットロンドンで購入。

バブアーの表記はどこにもありません。

店の方が言うにはバブアーと同じ工場で

作られたそう。

生地表記はバブアーと同じくミラーレイン社。

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バブアーと同じくオイルドジャケット。

バブアーの表記はどこにもありませんが

ほぼバブアーとして買いました。

そしてこのアウターの特徴は

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中地のユニオンジャック

値段もセール価格で3万ほど。

キレイめな服装が出来ないような時に

着ているお気に入りです。

ターンブル&アッサー

今回は私が所有するシャツを紹介します。

所有するシャツの中で最も重宝しているのが

ターンブル&アッサー。

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これは昨年末の伊勢丹のセールで購入。

所有する中で1番新しいシャツ。

ダブルカフスです。

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上の三つは3年ほど前に

ヴァルカナイズで購入。

そして

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こちらは購入からもう5年経ちます。

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こちらは所有するターンブルの中で最古参。

当時はまだ色々シャツを試しながら購入していた

時期でターンブルを好きになったきっかけ

にもなったシャツでもあります。


ターンブルのシャツの魅力はなんと言っても

その、耐久性にあります。

それぞれ大体1週から2週に一回ペースで

着用しており、その都度洗濯を繰り返してますが

全くヘタリがありません。

特に首襟のカラーはしっかり作られています。


もちろん耐久性だけが私がターンブルを好きな理由

ではありません。

首襟のカラーを裏返してみると曲線になっていて

ネクタイを締めたときにしっかりとキマります。

イタリアシャツのような艶やかさはありませんが

クラシックな装いが好きな方にはオススメできる

シャツです。

値段も3万から4万と決して簡単に買えるもの

ではありません。

しかし、最古参のシャツで

5年以上着れてることを

考えればコスパに優れたシャツ

と言えると思います。

今回紹介したシャツの多くはダブルカフス。

カフリンクスをつけて

クラシックにキメたいですね。


そんなターンブルですが、

少し前まではセレクトショップでの扱いが

全くなく、購入出来るのはヴァルカナイズと

伊勢丹新宿、日本橋三越くらいでした。

最近では徐々にセレクトショップなどでも

取り扱いが始まってるようです。

まだフルラインナップとはいきませんが。


シャツは数がかなり揃ってきました。

ですが、

手持ちのシャツの中にはまだ

1番ベーシックな白無地、青無地の

上質なシャツかありません。

あとはターンブルの白、青無地を

買って打ち止めですね。

春夏スーツのオーダー

先日、スーツをオーダーしました。

場所はもちろんハケットロンドン。


生地はフィンテックスオブロンドン。

春夏のオーダーですが、

総裏で真夏を除いたスリーシーズン向けです。


昨年末に5年ほど前に三越のセールで購入した

ハケットのスーツとジャケットを処分したので

それの代わりです。

当時はまだ自分にとってどういう服装が

いいのか分からず色々購入しながら試していた

時期でした。

かなりヘビロテし、生地のテカリが

目立ってきたので仕方ないですね。

セール品の割にはかなり活躍したと思います。



今回仕立てたスーツの完成は三月頭。

今度は最低15年は着たい。

仕上がりはまたこちらで紹介します。

チェルシー着用半年後

三月からエドワードグリーンが値上げになります。

まさかのまさかです。


ホームページを見ると

「為替と原皮価格の高騰のため」

とあります。


??????


は?

為替はめちゃくちゃ円高ですよ。

原皮価格というのは

本国での価格自体が上がってるという

ことらしいです。

しかし、

エドワードグリーンは革質にバラつきがありそう。

実際、昨年イギリスで購入したチェルシー

革質は可もなく不可もなくといったところ。

かなり安く買えたので文句はありませんが

それでも安い買い物ではなかったですし

日本で購入していたらと思うと

もう日本で買うのが不安になってしまいます。


そんなチェルシーですが

購入後半年経ちました。


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履き始めは右足の親指の辺りが痛かったん

ですが、ソールが沈みこんだらしく

最近は快適です。


アップしてみると細かい皺があります。

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歩き方の癖なのか、私の場合、

つま先のラインより外側に

シワができることが多いです。

まだ半年なので判断は難しいところ。

ですが、

私が所有するチャーチのコンサルの方が

革質は上のような気がします。

履き心地はグリーン特有の包み込まれるような

ホールド感。

この履き心地が気に入ってるので

今後も履いていくと思います。



靴はまだまだ満足出来てないので、

またいくつか買ってしまいそう。



ですが、おそらくグリーンはないです。

さすがに日本価格ではもう難しい。

となると、チャーチか今気になってる

ロイドフットウェアあたり。

手持ち靴はセミブローグとストレートチップ

ウィングチップしかないので

モンクストラップで考えてます。


カジュアル靴ではトリッカーズの

外羽根、セミブローグでネイビーがあれば。

ですが、既成ではないので

どこかのブランドが別注で扱ってくれるのを

待つしかなさそうです。