モノを大切に着ること

服に興味を持ち始めてかれこれ6年
その内の前半3年は修行期間とも
言える年月でした。

まだどういう服が良いのか分からず
試行錯誤の繰り返し。
その間に破れたり、ペラペラになったりで
廃棄処分になったスーツ、ジャケット、パンツ
も数多くあります。

そして行き着いたブリティッシュファッション。

高い服=着心地が良く、快適
であっても
高い服=永く着れる
という図式が当てはまらないことも勉強しました。

いくら高い服を着ても、
それを着る人が粗末に扱えば、
すぐにダメになってしまう。
靴も然り。

そして、今日の服装はそんなことに気づき始めた
時期に購入したものばかり。

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ブランドは靴を除いて全てハケットロンドン。
靴はチーニー。

ダブルジャケットは2012年頃に購入。
秋冬、春に週一ペースで着用。
まだまだ着れます。
購入価格は3万くらいでした。
もうとっくに減価償却しました。

シャツも同時期に購入したものです。
パンツは英国生地ハリソンズ・オブ・エジンバラ
を使用したオーダー品。
こちらも秋冬、春にそれなりに
ヘビロテしてますが、生地が擦れて
ペラペラになったりなんてことは全くなく
今後も10年は着れます。

この中で特筆すべきはやはりハリソンズの
パンツですね。
この生地感は半端ないです。
イタリア生地のような艶やかさ、柔らかさは
ないのですが、生地のハリ、頑強さは
私が所有するスーツ、ジャケットの中で
ナンバーワン。


同生地のスーツも持ってますが
まさに一生ものといえるスーツです。

ちなみに生地が硬く、快適じゃないなんてことは
全くなく、着心地、履き心地も最高ですよ。
個人の好き嫌いはあるかと思いますが。

このブログをご覧頂いている方々は
靴のケア、メンテナンスをされる方も
数多くいらっしゃるとは思います。

ですが、靴以外のスーツやジャケット、パンツ
に関しては如何ですか?
一年はないとしても、
2、3年で服を廃棄処分し、
新たに買い揃えてませんか?

私は自負する訳ではありませんが
スーツ、ジャケットは一度着たら
木製のハンガーに掛けて
一週間くらいはかならず休ませる
ようにしています。
そしてクリーニングには極力出さず
ブラッシングで丁寧に
ケアするようにしています。

ブラシはイシカワのブラシを使用。

クリーニング回数を抑える代わりに
メンテナンス用具にはかなりこだわっています。

しかし、一週間休ませるためには
ローテ服を揃える必要がある訳で、、、
それなりに、というか
かなりの額の初期投資が必要。

私がやっていることが最終的に
安上がりになるようなことは決してありません。

ですが、
少なくとも愛着を持って
服を大切に着ることにはなってるかな。

10年後も今日紹介した服を着ていたい。
そう思えるような服を
これからも買っていきたい。