フォックスアンブレラの傘(ビスポーク)

初めて紹介する私の傘。

フォックスアンブレラです。

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右の傘は既製の細傘。

左は去年の7月頃にヴァルカナイズで

オーダーしたビスポークです。

今年の1月に完成、受け取りました。

既製の方は既にお持ちの方がいると

思うので今日はビスポークした方を紹介。

配色はロイヤルブルーとスカイブルー。

ポイントに赤いストラップを選びました。


オーダー当初はこの配色で大丈夫かと

不安でしたが、完成品を見て、大満足。

開くとこんな感じです。

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2月から3月上旬にかけて先日、

紹介したグレンフェルのダッフルコートや

青系のニットと合わせて使っていましたが、

そろそろシーズンオフですね。


britishlover.hatenablog.com


主にカジュアルな服装の時に使用しており、

ビジネスでは使えません。


フォックスの傘といえば英国紳士に似合う細傘。

ですが、こちらはソリッドと言われるタイプ。

天然の木材を丸ごと使い、持ち手部分から

傘の中棒(シャフト)のところまで木が一本で

繋がっています。

巻いたときに無骨で、

細傘には見られないたくましさをも感じさせる

外見ですが、とても気に入ってます。

グローブトロッターBY ハケットロンドン

ハケットロンドンのグローブトロッター

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16インチアタッシュです。

この写真を見ると、普通のトロッターのアタッシュ

に見えます。

しかし、近付いてみると

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うっすらとハケットのマーク。

内装は

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ストライプ柄。

購入の決め手がここです。

はっきり言って、外からはどこが限定

なのか分かりません。

書類を取り出す時に分かるこの違い。

完全に自己満足です。

内装の生地はトーマスメイソンの

シャツ生地を使用。

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値段は、、、

言えません。


スーツケースよりはかなり使用頻度が

高くなりそう。

傷がついていき、経年変化を楽しみながら

大切に使っていきたいと思います。

ハケットロンドン銀座店プレオープン

東急プラザ銀座店プレオープンに

お邪魔しました。

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私にとってのメインはもちろんハケット

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写真が下手ですいません。


東急系列の商業施設で本オープンは31日です。

今回は招待客のみでしたが、

それでも混んでましたね。

31日は今日以上に混むことは確実なため

一通りショップを見て回りました。


グローブトロッターの日本初旗艦店や

エドワードグリーン、サンスペル、

ハンターなどイギリスブランドが

結構入ってます。

エドワードグリーンは日本価格が上昇

しており、なかなか日本での購入は

難しそうです。

ハンターのレインブーツは女性向け

のイメージ。

サンスペルはマーガレットハウエル

アングローバルが経営しているそうで

イギリス製は数少ないものの、

価格的には気軽に試せそうです。


そして待ちに待ったハケットの

旗艦店プレオープン。

中に入って驚いたのが、

これまでは日本で扱いのなかった

イギリス製の靴やシャツがあったこと。


靴はチャーチと似た木型で価格も現状の

チャーチの価格よりも格段に安く

6.8万+税

だったと思います。



シャツはターンブルくらいの価格になりますが

それでも雰囲気がクラシックでダブルカフス

もあり、非常にそそられました。


価格的にはイギリス製のスーツやコート、シャツ、靴

などの扱いが始まったことで全体的にこれまでよりも若干

高くなったイメージです。

しかし、シャツで1.5万から2万までと

比較的手が出しやすい価格帯のものもあります。

イギリス製のジャケットで18万+税と

やはり高くなってしまうのは仕方ないことかと思います。

セール時には安くなったりするかもしれません。

スニーカーは中国製もありましたが、2.8万(うる覚え)+税。



店員さんの話ではシャツに関しては

今回のイギリス製シャツは限定で出した

もので、今後も扱うかは需要があれば

ということです。


今回は人が多く、ざっとしか見れませんでしたが

その他、鞄やポロシャツなど取り扱い多数です。




これからもご贔屓にさせていただきます。


そして、今回ハケットでゲットしたのは

銀座店オープンを記念して限定で発売された

ある商品です。

ネットなどで事前に情報を調べている方は

大体これなんじゃないかと推測できると思います。

ここまで長くなってしまったので

詳細は明日書きます。

高いものを買うのは本当に長い目で見て得か(革靴メイン)

よく高い買い物をするとき

「高いものっは良質なもので長く使えるから長い目で見たら安い

買い物になるはずだ」

と自分に言い聞かせて買い物をする方がいると思います。

でもこれって今の私の感覚とは違うかなっと思います。


私も最初はそう自分に言い聞かせて、

自分を納得させて高い買い物をしていました。

でも、途中でなんか違和感を感じ始めて、

結局、靴にしても服にしても自分を満足させてくれるもの

自分のモチベーションを上げてくれるもの、

自分の個性を表現するツールでしかないことに気づきました。


いやもちろん、高いものは良い素材を使っているから

長く使えるというのは間違いではないと思います。

一足7万ほどしたチャーチの靴は確かに10年くらい、

丁寧にメンテナンスをすれば20年は履けるかもしれません。


しかし、それが結果的に安くなるかは疑問です。


靴でいえば、10~20年履くためには、ローテーションを組む必要があります。

一週間の内、5日が仕事で革靴を履くとして、ローテを組むためには最低4足が必要です。


そして、2~3年に一回、オールソールでさらに一足1~1.5万ほどの出費が必要となります。

現在のチャーチクラスの価格でローテ靴をそろえた場合、

一足10万×4=40万

10年履くことを想定した場合のメンテ代(2年に一回のオールソール)最低1万×5×4(靴の数)=20万

合計60万。


実際、チャーチよりも安く手に入る本格靴もありますが、

大体1足5万くらいだとしてもメンテにかかる費用はほとんど変わらないわけですから

合計40万くらいはかかるということです。


これはあくまで4足でローテした場合です。

実際は雨靴も含めて7足くらいはあったほうが理想ですよね。

ジョンロブなんかでローテ靴を作った場合なんて

イギリスで購入しても総額60万以上は確実にするでしょう。


一方、

1足1~2万の靴の場合、

当然、毎日同じ靴を履いていれば

一年ほどで履けなくなってしまいます。

しかし、安い靴でもしっかりローテを組んで

メンテナンすれば3年から4年は履けるでしょう。


一足1万~2万 × 4(ローテ) ×3(10年で4足ローテ

を三回更新することを想定)

*3年周期なのでオールソールはなし

合計12~24万


いかがでしょうか?

高い靴を買ったからと言っても

それが最終的に安い買い物になるわけではない

ということがいえるのではないでしょうか。


しかも、本格靴を購入する際について回るのが

革質の当たりハズレ。

私も、これまで何足も靴を購入し、革質、

もしくはサイズなどが合わず

売却などしてきました。

特に素人には購入前、試着段階で、

適正なサイズ感や革質を見極めるのは至難の業です。

結局、自分に合う靴を見つけるには経験が必要で、

それには投資が必要になります。

最終的にローテ靴(4~5足)を見つけるには

以上に挙げた価格以上の経費が必要になるのではないでしょうか。


ちなみにジョンロブは履いたことがありませんが、いろいろな方(ブログ)

の意見を見てると、このクラスの革靴を履く場合、革質の個体差はあるものの

高いレベルでの個体差で、ジョンロブで革質が悪いということはないようですね。



それでは、なぜ高い買い物をするのか?

確かに、

人から良く思われたい、

かっこよく思われたい

という思いは私にもないわけではないです。

出勤時に周りのサラリーマンが履いている靴を見て、

自分のと見比べて優越感に浸るというのもなくはないです。

っていうか、これは完全否定できません。


しかし、

出勤時に他の人が履いている靴を見て、

私の場合、残念というか、もったいないというような気持になります。

仮にその人が上半身を上品にコーディネートしているのに

靴までケアがされていなかったりすると、

「ああ、この人はそこまで注意が行き届いていなかったんだな」

と感じていしまいます。


あと、私の場合、服は日常を楽しむツールとしての感覚のほうが強いです。

毎日、同じような靴を履いて、毎日同じような白シャツをきて出勤するのではなく、

平凡な毎日に変化を与えてくれるものとして、私は楽しんでいます。

「昨日はこのネクタイとシャツを着たけど、

今日は雨だから明るめにまとめよう」etc


出勤時にシャツと合わせるネクタイを選ぶのに煩わしさを感じることなく

むしろ楽しめるようになりました。

良いものを着ると周りの目が変わるというのもありますが、

私の場合、それは二次的なもので、良いものを着ると

自然と自分も変わらなければ、自分が今着ているものに見合うだけの

人間にならなければと思うようになります。

私の意識が変わることで周りの見る目が変わっていくのではないでしょうか。


10年ほど前のドラマ『花より男子』で

「いい靴を履けば素敵な場所へとその靴が連れて行ってくれる」

といったようなセリフがありましたが

これも一理あると思います。

ただいくら高いものを履いたり、着たりしても

自分の意識が変わらなければ意味がないんですよね。


ただ自分の身の丈に合わないものはNGです。

自分の上司に合うのに、自分が着てる服が上司よりはるかに高かったら

嫌味でしかありません。

私は服や靴を買うとき、相手に不快感を与えないような服装、

そして、それでいて自分の個性を出すことができるような服装を

心がけています。

そして、長く大切にメンテナンスをしながら使うことを想定し、

10年後、20年後の自分をイメージして服を購入するようにしています。

値段的にめちゃくちゃ背伸びをしているわけではないけど

ちょっと高いくらいのものを購入し、それを大切に着ていく。

そうすれば10年後にはきっと服が自分に「合わせて」

きてくれる。

ブリティッシュはそんな私にとって理想のスタイルです。


高いものには高いなりの理由はあります。

しかし、高いものを買って、結局、それが安い買い物になるという理屈は

高い買い物をした自分を正当化しているだけのような気がします。

ジョンロブやエドワードグリーンクラスの

靴を10足以上持っていて、

「安い靴を履き潰すほどで金持ちじゃない」

というのはいささか強引。

いやいや、金がなければ、普通は靴一足に

10万以上かけられませんから。

ジョンロブをお持ちの時点で

程度の差はあれ、

それなりに恵まれた方なのではないでしょうか。

私自身もチャーチの靴を複数足所有することができてるわけですから

一般的な感覚で言ったら、

それなりに恵まれているほうなのかもしてません。


私の場合、ジョンロブはさすがに手が出ない

というか、私の身の丈に合ってない。

イギリスのファクトリーです買えば

買えなくはないですが、、、

今はどうしてもエドワードグリーンが

気になっているので購入を真剣に

考えてますが、一足が限界です。

そして買おう買おうと思い続け、早5年経過w w


「人から消耗品の靴に思い続けを10万も

お金をかけられる気持ちが分からない。」

もしくは他人から金持ちといわれた時

自分を正当化する際の決まり文句。

「安い靴を買っても最終的には高い買い物になる」

というのは正論なのでしょうか。

はっきり

「安い靴を買っても物欲が満たされない」

「自分の好みじゃない」

と言えば良いと思うのですが、、、

人は高い買い物をする際、私も含めてですが

必死に購入を正当化しようとします。

ただ、高いものが結果的に安くなるという論理は

強引で説得力に欠けているのではないでしょうか。




結局、高い買い物をするとき、

何を基準に買うのが正解なのか?

当然、そこには長く使えるかという

基準は入りますが

高い靴を買っても安上がりになるということは

ないわけですから購入する際は

それ以上のモチベーションが必要になります。



長く使えるか、というのも重要ですが

私の場合、同時に自分が楽しめるか、

がさらに重要となります。

人を尊重したうえで、自分を表現でき、

日常に変化を与えるツールとして

そしてモノに対する愛着を持つことで

自分の意識を向上させるツールとして

私はファッションを楽しんでいます。


高い靴を買う理由

それは値段になる見合うだけの価値を

その靴に見いだせるか。

私は今のチャーチは高いですが

購入当時の価格の価値があるものと

認識した上で

購入しています。

物欲や、高いものを購入したこと

で芽生えるモノに対する愛着。

要はその値段に対する価値がないと思えば

買わなければいいのです。

高いものは長く使っても高い。

ただ高いものを買えば

人はそれを大事に使うようになります。

そこから精神的ゆとりが生まれ、

そのモノが所有者の人となりを表すように

なるのではないでしょうか。

クロケット&ジョーンズのオードリー

手持ちの靴紹介4足目。

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クロケットのオードリーです。

購入からまだ一年経ってません。

仕事の都合で去年の7月にイギリスに行くことになり

ロンドンのジャーミンストリートでその時に購入。


実はこれセカンド品らしいです。

といっても、こう見てもどこに欠陥があるのか分からないくらい

ほんと小さな傷です。

値段はセカンド品でたしか350ポンドほどだったと思います。

空港で免税してもらい大体6万ほどで購入することができました。


クロケットで所有しているのはこの靴のみ。

チャーチとはまた雰囲気が違いますが、これはこれで気に入ってます。

革質はかなり良いとは思いますが、

靴磨きの祭、鏡面磨きをしても上手く光らせることができません。

ちなみにこの写真は靴磨き後です。


まだ1年経ってないので、しわはあまりありません。

この靴に関してはジャケパンではなく、スーツスタイルの時に限って

着用しています。


これまでに紹介したチャーチのフランクリン、ディプロマット、コンサル

そしてクロケットのオードリーが主なローテ靴です。

これ以外には雨靴としてチャーチがもう一足。

そして、チャーチの色違いのディプロマットが一足あります。


次はトリッカーズとエドワードグリーンを狙ってます。

もちろんロンドンかノーサンプトンで。

グローブトロッター

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今日はトロッターのスーツケースを紹介。

レザーバッグの方を最初に紹介してしまいましたが、

トロッターといえばやはりこっちですね。


購入は2年ほど前。

購入後5回ほど国内と海外で利用しています。

写真は購入直後に撮ったもので、まだ綺麗です。

今は少し傷がついています。


このトロッターのスーツケース。

今月の22日に値上げしました。

値上げ額はなんと驚きの3~4万。

これでトロッターもなかなか手が出しづらくなりました。


個人的にはブルーが大好きな色で、旅行気分を盛り上げてくれる

お気に入りのスーツケースです。


よくこんな高いカバンを買って、旅行に行くたびに壊される

ことを気にされる方がいますが、これを持っておくと

まわりの見る目も変わり、空港でも大事に扱ってくれますよ。

ただ旅行中に傷がつくのは避けられません。

グローブトロッターの場合、この傷でさえも愛することが

出来る唯一無二のカバンといえるのではないでしょうか。

ブリティッシュの魅力

私が所有するものの大半はブリティッシュ。

別にイタリアブランドやジャパンメイド、その他の国のブランドを完全に否定はしません。


当然、日本人として日本ブランドを推したい気持ちもあります。

イギリスブランドしか絶対に着ないというわけではなく、

随所に自分の価値観を取り入れられるような着こなしを目指したいです。

スーツやジャケットは基本、ハケットがメインで、靴はチャーチ、クロケットですが

その他、日常愛用品は日本のものも取り入れています。


私の場合、社会人に成りたての頃はよく服のことが分からず

安かろう、悪かろうで安いものをヘビロテで着回し、1~2年で廃棄していました。

自分のお気に入りのブランドを見つけようといろんなブランドを探して、

試着を繰り返しながら行き着いたのがハケットロンドンでした。


ジャケットで6~7万ほどからと当時、安いものをメインで着まわしていた私からすると

値が張りましたが、6年ほど前に購入したジャケットが今でもバリバリ現役ですから

価格に見合うクオリティはしっかりあるのではないかと考えます。

その後、ハケットのアウトレットを利用したりもしました。

シャツ、スーツなどを試す中で、どんどんハケットにはまっていってしまったわけです。


イギリスブランドとしての価値観に共感したというのもあります。

イギリスは個人的にも思い入れのある国で、すごく好きな国でした。

それがハケットを推す唯一の理由ではありませんが、

流行を盲目的追従することのない姿勢に共感を覚えました。


お気に入りのブランドを模索する中で当然、イタリアブランドも試しています。

ですが、イタリアブランドのほとんどはジャケットやスーツに

肩パットがまったく入っておらず、耐久性に不安があり、

着心地も自分の好みではない。

そして、よくファッション誌などに取り上げられている着こなしを

見ても、私に似合うはずのないものばかり。

確かにモノは良いと思います。スーツ生地は柔らかく、肌触りも良い。

ただ、40代の貫禄のあるイタオヤが着るから似合うのであって

私がどう着ても、ただ流行を追いかけているだけで、自分の価値観が

服装から感じられなくなってしまう。


やはり服というのは自分の個性であって、仕事場であっても

最低限の礼節を弁えたうえで、自分のオリジナリティ、

イデアを随所に感じさせるような着こなしをしたいものです。


以前、お話ししたように私もイタリアシャツブランドのバルバなど

数は少ないですがイタリアブランドのものも所有しております。

ネクタイはステファノビジとフランスブランドですがブリューワーがあります。


イタリア系の服装が似合う方、好きな方もいるでしょう。

私も別にイタリアブランドを完全に否定はしません。

しかし、なんか丸の内や新宿などで買い物してると

なんか無理してるなって感じる人がたくさんいます。


夏場にポロシャツの襟をサッカーの元イタリア代表のトッティ

みたいに立てて着ている人。シャツのボタンを第三ボタンくらいまで

開けて、胸元アピールしている人。

なんか無理してません?

っていうか、女性がそういった服装をしている男性を見て

不快に思わないだろうか?

見ず知らず男の胸毛など誰が見たいと思うだろうか?

それが40代のイタリアおやじだったら似合うと思いますが

日本人がそんな服装をしても、、、、、

その人に似合っているならいいんです。

ただ、そういう服装をしている方のほとんどに無理している感が漂ってます。

なんかファッション誌をただ真似しているだけだなって滑稽に見えてしまいます。



イギリスブランドの魅力はモノを大事にする、文化的気質といったものが

しっかりと息づいていることでしょう。

イギリスには私自身、2年半留学しており、イギリスのモノを大切にする精神

というものを肌で感じました。

地下鉄にしても、建物にしても、変に流行を追いかけ、

新しいものをただ作り続けていくのではなく

これまでに自分の社会が培ってきたもの、伝統を大切にして

それを後世に受け渡していく、そういうブリティッシュの

価値観が服装にも表れています。


当然、それにはメンテナンスが必要となりますが

メンテナンスをする中で芽生えたのが私の場合、モノに対する愛着でした。

高いものを買えば、それを大切に着ていきたいと思うようになります。

モノを愛でて、自分と共に年齢を重ねる経年変化を楽しむ。

私も今は30代後半ですが、60代になって今、使っているもの

例えばトロッターのスーツケースがどんなふうになっているか。

イギリスブランドの製品はこういう考え方を持って作られています。


ビジネスであれば最低限の礼節、モラルを弁えたうえで、

自分の個性を随所に感じれるような服装。

私もファッション誌を購入しますが、あくまで参考程度です。

どういった商品が出てくるのかをチェックしたり、

スーツやジャケットの色合わせを参考にしたりする程度です。


ブリティッシュのスーツやジャケットは肩パットがしっかりと

入っていて、構築的。

ハケットの場合、脇がキュッと絞められるような着心地で

シルエットが綺麗に見えます。

スーツでハリソンズ・オブ・エディンバラの生地のものを

所有していますが、これまで3年ほど着ていても

まったく生地が擦れることなく、10年以上着れることは

間違いありません。

その分、価格もぶっ飛んでいますが(笑)


モノを大切にし、自分の価値観、個性が出しやすい。

それこそがブリティッシュの魅力ではないでしょうか。

以上、長文、失礼しました。