ジョンロブ チャーチ 比較

ジョンロブとチャーチ

値段はジョンロブがチャーチの2倍以上
フィリップ2の値段でコンサルを
2足買えてしまうということ。

今まであまりの価格差故に
あまり比べられることのなかった
この両ブランドですが、
今回はあえてあらゆる角度から
分析してみたいと思います。

価格

コンサル価格 85320円(税込)

フィリップ2 248400円(税込)


フォルム(シェイプ)

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コンサルのつま先はポってり
丸みを帯びていながらも、
どこか都会的。

ラストは173で
ディプロマットと同じようにですが、
私が所有する黒のディプロマットとは
雰囲気、見え方が違う気がします。
色が違うから?

一方、フィリップ2を見てみると

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どこから見ても隙のない佇まい。
カントリー的な雰囲気は皆無。
都会的という言葉を超越したオーラ。
爪先はコンサルよりかなり細いものの
細すぎることはなく、絶妙なバランス

次は並べて比べてみます。

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左がフィリップ2

右がコンサル

こう見ると差は歴然。

フィリップ2の方が甲周りが

細いのが分かります。


バーフォーレーションはフィリップ2の方が

華やかですね。

後ろから見るとこんな感じ。

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ジョンロブフィリップ2の踵部分が
シームレスであることは
よく言われることですが、
個人的にはこの点が使用者の着用感
に差を生み出してるとは感じません。

シームレスの方が技術的には
難しいんでしょうけど。


着用感は着用歴にあまりにも差があるため
今回は省略します。


そして一番大事な革質ですが、
個人的にはやはりコンサル2足が買えてしまう
現在のフィリップ2の価格は高すぎでしょう。

今回、私が所有する靴の中でも最も革質が
良いであろうコンサルと比べましたが、
現時点ではこのコンサルよりフィリップ2の
方がはるかに革質が優れているとは思えません。


私の感覚では同等レベルか、
コンサルの方が若干上といったところ。
もちろん私が所有するコンサルは
既に6年履いていて、
ケア、メンテナンスを繰り返したことで
かなり革が柔らかくなっているということ
もあるんでしょうが。

私が所有するコンサルは
シワの入り方など見ても
良い革を使ってることが
素人目からもはっきり分かります。

しかし、
これは私が所有するコンサルに限った話。
このコンサルをブリフトアッシュの長谷川裕也さんに磨いてもらったことがあるのですが、
革質の良さに驚かれてました。
要は私が購入したこのコンサルが偶然「アタリ」だったということです。

私が所有する他のチャーチの靴と比べると
やはりフィリップ2には及ばないと思います。
価格差を考えればこれが当然なのですが。

着用場面

ブリティッシュスタイル推しの私ですが、
どちらの靴を日々のローテ靴に入れるかというと
フィリップ2を選んでしまいます。


フィリップ2はどんなスタイルにも
合わせやすいのに対して、
コンサルはそれこそブリティッシュ
ラシックスーツにベストマッチ。

確かにブリティッシュ
服装は好きなんですが
パンツに限って言えば細身が好きで
カジュアルではよく
ヤコブコーエンのデニムを
履いたりしています。

スーツもパンツは細身なものが多いので
コンサルは少し合わせにくい感じがするんです。

あとエボニーという色も
着用場面を選ぶ理由。
今から思えば
黒のコンサルにしとけばよかったと
ホンの少しだけ後悔しています。


そして、次回のチャーチ愛へと話は続く