チャーチ チェットウィンド(ウォルナット)

こんなものも買っちゃった。

黒のチェットウィンドを日本で購入してから
一年。

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ウォルナットカラーのチェットウィンドです。

遅きに失したチェットウィンド熱。

これまではディプロマットがお気に入りだったん
ですが、チェットウィンドをスーツに
合わせた時の雰囲気が私的には超絶!

価格はシューツリー込みで£600
VAT抜きで£530くらいかな。
日本円で71000円ほど。
日本価格の3割引きくらいでしょうか。

一般的にはチャーチならコンサル辺りが
スーツに合わせる定番。
ラストはコンサルもチェットウィンドも173

シルエットは同じはずなんですが。


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横から見るとまた違いますね。

ウォルナットはスーツに合う?
いや、合わせます!!
グレースーツよりはネイビースーツに合わせる
感じかな。

ブローグに施された黒ずみ(?)
のようなものがあることで
よりドレッシーに。


このチェットウィンド熱は
これで治まりませんでした

これもまた完成後に紹介します。

英国ファッション考

まだブログを始めて数年。
ファッションに目覚めて10年足らず。
そんな私がこんな一大テーマについて
考えても良いものか。


まだでも現時点での私見ということで
お容赦願います。


最近、某大手アパレルチェーン
頭文字BとUにたまに出掛けるようになった。

といってもそのほとんどは
ウィンドウショッピングで見てるだけ。
欲しいものがあれば当然候補にはいるが
正直何もない。

最近。ファッション誌でも見るようになった
「英国調」という言葉。
スーツやジャケットを見ても
外見上はチェンジポケットがあったり
英国的なグレンチェックを取り入れていたり
英国的な要素はあるのだが、外見だけで
その中身は完全にイタリア。

まず肩パットがほとんど入っていない。
私も気になった柄のスーツを手には取るが
肩がふにゃふにゃしてる感じで
すぐに元にあったところに戻す。

生地いくつかは英国生地使ったものも
あるのだが、やはり私には柔らかすぎる。

言わずもがな、
英国スーツの特徴は肩に
しっかり芯地が入っていて、
耐久性に優れた生地を使用。
作りは構築的で腰の上辺りにシュッと絞りが
効いた感じ。



私がこのヴログを始めたきっかけも
イギリスファッション、
特にはハケットロンドンやフォックスアンブレラ
スマイソンなど純正英国ブランドに関するブログがほとんどなかったことが大きい。

チャーチやジョンロブ
クロケットなど靴に関してはいくらでもあるのだが
英国品関するブログはほとんどない。

しかし、ハケット愛好家の私も
最近、気がかりなことがある。

それはハケットのイタリア化。
スーツ、ジャケットの柄は当然
英国的で作りも英国的。
しかし何かが違う。
英国生地を使った既成スーツ、ジャケットが
ないんです。

英国生地のスーツ、ジャケットが欲しければ
自ずとオーダーするしかない。
ですか、スーツのオーダーとなると
やはり20万くらいはするので、
そんな頻繁には出来ない。

もう少し価格を抑えて、他のところ
で作るのも選択肢の一つです。

今、気になっているのが、
麻布テーラー

英国生地でも11万くらいからオーダー
出来るそうですが、
クオリティはどうなんでしょ?

英国ファッションマニアは総数から見れば
少数派。
スウェインアドニーの靴を履いていて
重厚な英国スーツを来た人なんて
見たことありません。

ネクタイ選び然り。
なかなかお気に入りのネクタイがない。

こんな英国ファッションマニアを
満たしてくれる店ないですか?

英国的ワードローブを目指して

こんな大それたタイトルで申し訳ありませんが

私のワードローブを公開します。

皆さんが参考になるようなものではありませんが(笑)

私の場合、色柄的に春夏ものであっても秋冬に着ることがあります。
逆に生地が厚く、どうしても春夏に着るのが難しいうようなウール生地は秋冬限定です。
なので季節ごとに分けてみたいと思います。

** スーツ(春夏~秋冬)


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生地:フィンテック
色柄:ロイヤルブルー 無地
裏地:ミッドナイトブルー
ハケットロンドンオーダー品
オーダー時期:2016年頃

britishlover.hatenablog.com

主に春先に着用。ターンブルのクレリックシャツなどと合わせて着ています。
かなりのお気に入りなので、秋冬でも着れる時は着るようにしています。
ただ色的にどうしても冬コートとの相性が悪いので、さすがに真冬になると着れなくなるのが残念。


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生地:ホーランド&シェリ
色柄:ライトグレー グレンチェック
裏地ミッドナイトブルー
ハケットロンドンオーダー品
オーダー時期:2016年

britishlover.hatenablog.com

国縫製のオーダースーツ。
通年で着用。
価格は高かったが、最近満足度が上がってきたスーツ。


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生地:失念
色柄:ネイビー 無地
裏地:ネイビー
ハケットロンドン 既製品
購入時期:2012年頃

当時では珍しかったハケットの英国縫製の既製スーツ。
色はこれぞネイビーといういたってシンプルなネイビー無地。
生地タグはありませんが、英国生地を用いていることは間違いなさそうです。
英国生地にあるような重厚感はありません。
しかし、なぜか着たくなる快適な着心地。
クラシックなスーツ。


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生地:ハーディー・ミニス
色柄:ライトネイビー 無地
裏地:表地と同色のネイビー?

britishlover.hatenablog.com

総裏ではないので真冬に着るには寒い。
ベルトループがないスーツを購入したのは初めてで、
私としてはかなり挑戦的に攻めたスーツでしたが、
今ではお気に入り。

** スーツ(秋冬)



生地:ハリソンズ・オブ・エディンバラ
色柄:ダークグレー 無地
裏地:バーガンディ
ハケットロンドンオーダー品
オーダー時期:2013年頃

britishlover.hatenablog.com

これが私の所有する中で最高のスーツ。
生地の厚さ、重厚感、ハリ、コシ、耐久性、着心地
どれをとってもこれ以上のスーツは今のところない。
生地が厚いので秋冬限定。
裏地は一度張り替えています。


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生地:フォックスブラザーズ
色柄:ネイビー 無地
裏地:
ハケットロンドン 既製品
購入時期:2016年

ロンドンのリージェントストリートにあるハケットの路面店で購入。
ウール生地なので秋冬限定。

** ジャケット(春夏~秋冬)


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生地:不明
色柄:ライトブルー 無地
裏地:
ハケットロンドン 既製品
購入時期:2012年頃

購入から7年経ってますが、今でも現役バリバリ。
総裏ではないので真冬の着用は難しいですが、
それでも厚手のコートなどと合わせて着るようにしています。
ダブルジャケットの購入は初めてだったので
当時は購入するかかなり迷いました。



事情により画像なし

生地:サヴィルクリフォード
色柄:ライトブルー 無地
裏地:ロイヤルブルー
ハケットロンドンオーダー品
オーダー時期:2014年頃

ジャケット(秋冬)


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生地:フォックスブラザーズ
色柄:ネイビー 無地
裏地:白
ハケットロンドン 既製品
購入時期:

britishlover.hatenablog.com

これもダブルジャケット。
ウール生地で白ボタンがポイント。


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生地:ハリソンズ・オブ・エディンバラ
色柄:ネイビー 無地
裏地:ミッドナイトブルー
ハケットロンドンオーダー品
オーダー時期:2014年頃?

ハリソンズのスーツが気に入ってジャケットでオーダー。
秋冬にはそれなりに来ていますが、満足度は
失礼ながら普通かな。


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生地:スキャバル
色柄:ネイビー チェック
裏地:ワインレッド
齋藤服飾研究所オーダー品
オーダー時期:2018年

手持ちのスーツ、ジャケットのほとんどがネイビー無地。
さすがにこれはまずいと思ってオーダー。
今後は無地のスーツ、ジャケットの購入は避けるつもりです。
仕上がりは大満足。
秋冬中心に活躍してくれるでしょう。

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総括
スーツ、ジャケットもほとんど無地
目下の課題は脱無地

着数は春夏秋冬揃ってますが
今後はチェック柄などバリエーションを
増やしていきたいです。

物欲止まらない

タテオシアン カフリンクス

カフリンクスといえばこれ。

タテオシアンのトランプカフス。

英語ではPlaying Cardsとなっています。

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カフスは遊び心があるのがいいですね。



今回購入したカフスは

トランプ部分が可動式

こんな風に閉じてシンプルに使うことも

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値段は£195

タックス引いて170くらいかな、

日本価格は38000円ほどなので4割引きくらい
でしょうか。

タテオシアンは値段は高いですが
可動部分の製作にはおそらくかなりの
技術が必要。

値段の高さは技術料でしょうか。

シルバーが使われてるわけではないので
素材としての高級感は薄れますが
見る人が見れば、そのオーラは分かるはず。

シルバーは高級感はあるものの
定期的なメンテナンスが必要。

ディーキン&フランシスも過去に
購入していましたが
こちらのブランドはほとんどがシルバー。

britishlover.hatenablog.com

素材としての高級感が漂います。

タテオシアンではこんなものも。

britishlover.hatenablog.com


現状ではタテオシアンとディーキン&フランシス以外
良いカフスブランドがないのが寂しい、、、

デンツのグローブ

英国購入記録第二段

デンツのグローブです。

サイズはなんと7!
小さ!!

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表地はペッカリー
こちらはデンツのグローブではポピュラーですね。

でも何か違う??

どこが?

こちら品質証明書。

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Limited Editionはデンツの限定品であることを
意味しています。

素材は確かにPeccaryとあります。

しかし、
よく見てください。

ライニングにヴィキューナとありますね。

デンツの最高品質裏地にヴィキューナを使った
グローブ。

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日本では取り扱いがないので
日本価格は不明。

英国価格は699ポンド!!!

タックス引いても600ちょい。
1ポンド130円としても
高い、、、、


日本でライニングにカシミアが使われている
デンツのグローブの価格よりも
おそらく高い。

この値段の価値が果たして本当にあるのか。

買ったのは勢いです。

日本では、こんな高いの買えないし、
今しかないかなと思って、、、

でも冬の英国紳士の定番品ですよね。

英国鞄の真髄 スウェイン・アドニー

9月2日に帰ってきました。

仕事半分、レジャー半分。
滞在期間は一ヶ月半。
クレジットの支払いを二月に渡り分割できること、
そして円高の恩恵もあり、かなり買い物したのて
順次紹介していきます。

鞄、靴、時計、カフス、グローブ、、、、
英国ブランドということで、
靴で英国ブランド、グローブで英国ブランド
と言えばある程度想像できると思いますが。

ということで、

まずは鞄の紹介です。
スウェイン・アドニー

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これが今回の狂詩旅の大本命でした。
(いや、今回は仕事がメインですけど)

スウェインアドニーというと
ドクターズバックと言われるダレスが有名。
私は鞄の前面に付けられている
ストラップが気に入りました。
ダレスはカジュアルで利用することは難しいですが
これならビジネスでもカジュアルでも行けそう。

鞄を開ける時にストラップを
わざわざ外さなければならないのが手間。
しかし、その手間すらも愛せる風格ある
佇まい。

素材はブラインドルレザー。
まだ革が固いが、経年変化で
どのように変化していくのか楽しみです。


こいつが日本で買うとめちゃくちゃ高い!!!!
日本では価格が上がっており、
取扱店舗がほとんどない状況。
ハケットでも別注で取り扱いがありますが、
ハケットの刻印があるだけで
価格は税抜380000円!!!!
さすがに日本での購入は諦めました。

購入はロンドンのピカデリー店。
かわいらしい黒人のお姉さんに対応していただき
気持ちよく買い物が出来た。
価格はハケットでの
価格の約半額くらいでしょうか。
それでも安い買い物ではない、、、、
しかし、今回は狂詩旅の2ヶ月ほど前に日本から電話予約し、
支払いを既に終えていた。

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内層はシンプルに三層構造。
ペン刺しもないので収納や利便性という面では
やや劣る。
ラップトップや書類などはしっかり入りそうです。

ですが、そんな利便性なんてどうでもいいんです。

こんな鞄持てるような紳士になるべく
頑張っきたんです。
私ももういい年なんで、
そろそろこんな鞄持ってもいいかな。


そして、今回は鞄と合わせて
こんなものも

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スウェイン・アドニーの長財布。

カードポケットが出来る限りたくさんある
長財布をさがしていたんですが、
こちらは12枚収納可能。

素材は鞄と同じブライドルレザー。
色は鞄と同じにしました。

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価格はVAT還付後250くらい。

日本では鞄同様、ハケット別注で
90000円ほど。
それを考えると、日本価格の3割程度で
買えたことになる。


お札も入りますが、
若干取り出しずらい。

革が柔らかくなれば、
少しは解消されることを期待します。


そして、なんとスウェインは
あともう一品あります。
さぁ、なんでしょう?

これに関しては今はまだお見せできません。
完成後紹介します。

スウェインといえば、
なんとなく分かりますよね?


で、買い物をしていく中で
どれだけそのモノに対して愛着を持てるのかが
私にとって重要なのかを改めて認識。

スウェインのお店には
財布や鞄など様々な修理品が
集められていて、
そのいくつかを店員さんに見せてもらった。

その一つ一つがすべて20年モノ。
カッコいいんですよね、雰囲気が。

確かに実用性もある程度は考えるが、
正直実用性だけを考えたら
今回の鞄や財布は購入してないでしょうね。

まさに一生モノといえる鞄。
今期からフルローテーション確定です。